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東方神起-MAX ~saranghae~

東方神起 ユノとチャンミンを応援しています。 『ホミンはガチ!!』 管理人の脳内は妄想のみ。 ホミンのガチネタに激しく突っ込みつつ、 腐目線でホミン(ホ)小説を綴っています。

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7年半-お礼企画 「姫の小さな反抗期」

あけましておめでとうございます

今夜もお礼小説をUPしています。

今年一年、皆さまが穏やかに過せるように祈っております
いつも温かい拍手をありがとうございます







「・・・・な、・・・また・・・どうした?」


「ユノさん・・・っ」



玄関を開けると、柔らかい体が抱きついてきた

自慢ではないが・・・俺は庶民だ
姫が暮らす王城に比べると、小屋のような家だ


そこに、虎族の姫が駆け込んで来たのだ

抱き止めた体は、すっかり冷え切っている

・・・当然だ
外は暗く、月明かりが夜道を照らしているだけ

いくら獣の成長が早く、姫が大きくなったからといっても・・・
元が小さな個体なのだろう
成長した今も、俺から見れば小柄で愛らしい姿だ

それを言ったら姫が不機嫌になるから言わないけれど

「僕っ、ユノさんに会いたくて・・・会いに来てしまいました」


・・・・なんだ、この可愛い生き物は

手で顔を覆って項垂れる

そんな俺の腕の中で、頬を赤く染め・・・期待に満ちた目で俺を見る姫

会いに来てくれたのは嬉しい
俺も会いたかった

けれど、確かめなければならない事がある


「会いに来てくれて嬉しいよ、
 でも、長は知っているのか?ちゃんと許可を得て来たのか?」

「・・・えっと、それは・・・」


俺の問いかけに、急に挙動不審になり、不自然に目を逸らす
これは・・・嫌な予感がする


「・・・黙って来たんだな?」


姫は視線を彷徨わせた後、小さくこくんと頷いた

俺は再び手で顔を覆い、大きな溜息

今、城内がどうなっているか容易に想像ができて身震いする


「・・・姫、」

「だ、だってね、パパひどいのっ、一生懸命毛繕いして、
 一緒にお散歩にも行って、クッキーも焼いてあげたのにっ」

----城へ帰ろう

そう告げる前に、姫が頬を膨らませて怒り出したのだ

「ユノさんに会いに行っちゃだめって言うんだもん」

「・・・そうか」

「パパはすぐママの所に行くのに・・・っ、
 どうして僕はユノさんに会いにいっちゃだめなのっ」


ぷんぷん怒る姫も可愛いが、早く宥めて連れて帰らなければ・・・
焦る俺と、まだ怒りが治まらない姫と・・・


「パパとママはよくて、ユノさんと僕はだめって・・・
 納得できないもんっ」


長は誰もが認める愛妻家で有名だ
同時に、末のバンビを目に入れても痛くないほど溺愛していることも

姫を守る役目を与えられたとはいえ、
やはり長が姫を放っておくはずもなく・・・
暇を見付けては姫を構い、それが終わるとすぐにチャンミン様の元へ

仕事を抜け出す長と白虎を、カイさんと俺が捕まえて・・・
4人で仕事をすることが増えた

その間、チャンミン様と姫と仔虎兄さんは、部屋で大人しく待っている
仕事が終われば、それぞれの時間だが・・・
王城に住んでいない俺は、家に帰らなければならない
その結果、姫に淋しい思いをさせてしまうのだ


「姫、城に帰ろう、送って行く」

「嫌っ、帰らないもんっ」

「だめだ、長が心配している」

「やだやだっ」

「駄々をこねるな、我儘を言ってはだめだ」

「・・・うぅ・・・っ、・・・ユノさん、怒ったの?」

「このまま我儘を通すなら本気で怒る」

「・・・ひっ、・・・」


-----ぐるるっ

小さく喉を鳴らして威嚇すると、姫の体が跳ね上がる


誰からも愛される末のバンビ
甘やかされているけれど、とても素直でいい子だ
兄達でさえ甘やかすばかり

では、間違った事をした時に誰が叱る?

思い当たる人物が誰も浮かばない

けれど、それではだめだ


「両親に心配をかけてはいけない、
 いつも言っているだろう?お前は大事な虎族の王子なのだから」

あえて姫とは言わない
未来の長は白虎と決まっているけれど、目の前のバンビは、
虎族の大事な末の王子様なのだ


「・・・うぅっ、ごめんなさい・・・っ」


姫を泣かせてしまった俺は、長との約束を破ってしまった



「姫をお連れしました」


長が俺達を城で待ち構えているのは、これで何度目だろう
何度経験しても慣れない


「姫、こちらに来なさい」

「いやっ」

長の手が伸びると、姫は俺にぎゅっと抱きついて首を振る
姫がここまで反抗するのは珍しい
これも成長の証か・・・


「申し訳ありません、姫を泣かせてしまいました」

どんな理由があろうとも、長との約束を破ったのは事実だ
もう姫と会えなくなってしまうだろうか?


「ユノさんは悪くないっ、パパのせいだもんっ」

「・・む、・・・それは・・・」

「僕だけじゃなくて、ユノさんにも意地悪するの?」

「いや・・・パパは意地悪なんて・・・」

「したもんっ、意地悪したっ、
 もう、パパなんて・・・パパなんて、き・・・・き・・・・」

おい待てっ
何を言おうとしている?

まさか、----パパなんか嫌い

そんな事を言ってみろ
会えなくなる以前に、この城が崩れ落ちるぞ


「パパなんて、きら・・・・っ、・・・うぅ・・・
 すき・・・大好き・・・・っ」


------はぁ、・・・驚かせんなよ

これは本気で寿命が縮まった
ユンホ様も、安堵したかのようにほっと息を吐いている



「ユンホ様、俺はこれからも厳しい事を言って、
 姫を泣かせるかもしれません」


ユンホ様と真っ直ぐ向き合って、そう告げる


「姫が間違った事をすれば叱るし、
 今夜のように、両親に心配かけるような行動をすれば叱ります」

「・・・あぁ」

「でも、誰よりも姫を大事にすると誓います、
 必ず守ります」


膝を折って跪き、父親であるユンホ様の許しを請う


「どうか、姫を俺にください、
 私が持てる全力で姫をお守りします」

まだ未熟な俺を、長が認めてくれるかわからないけれど
姫の笑顔と、姫の無事を俺が・・・必ず守ってみせるから


「お前の事は信頼している、
 姫を任せられる男だと認めている」

長は、跪く俺を立ち上がらせ、姫の頭を撫でる
そして・・・


「今夜は泊まっていけ、・・・姫はよく勝手に城を抜け出すから、
 早くマーキングしたほうがいい」


そう言って、チャンミン様が待つ自室へ戻って行かれた




「・・・はふっ、・・・・ん・・・、ユノさん・・・」

「しっかりマーキングしたからな?
 これで、姫が何処へ行ってもすぐに見付けられる」


俺達は、早速姫の部屋でマーキング

このお転婆で、愛らしい姫をいつまでも野放しにしておくのは危険だ


長は、俺を認めてくれた
すん・・・と首筋に鼻を寄せると、
姫の甘い香りに雄の匂いが混ざっている・・・俺の匂いが

こうして、俺と姫は順調に愛を育み・・・
数年後に産まれた第一子は、姫にそっくりな愛らしい小さなバンビだった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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| Tiger&Bambi | 21:40 | comments:22 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ありがとうございます

こっこさん…お話ありがとうございます。
又こっこさんのお話を順に読んでいます…
今迄の様にサクサク進みませんが…苦笑
やっぱり大好きです♡
こっこさんのお話はただ2人の名前を借りた素敵なお話ですよね….
こっこさんがこの図書館を解放してくれている限り何度も読んでいきたいです。

| ジャイ子 | 2020/01/01 22:25 | URL |

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| | 2020/01/01 22:42 | |

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| | 2020/01/01 23:05 | |

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| | 2020/01/01 23:14 | |

姫とユノくん おめでとう💐

こっこ様❤️

明けましておめでとうございます🎍
今年もよろしくお願いいたします☺️


どんなにダメって言われても
大好きなユンホパパ❤️
『嫌い』なんて嘘はつけない姫
素直に姫を泣かしたと謝り
姫をください❗と言うユノくん
長も認めるしかなかったのね(笑)
可愛い姫が産んだ小さなバンビ
孫にメロメロのユンホ様
チャンミン様を寂しがらせて
いないかしらね⁉️

可愛い孫達が増える虎族のお城🎶
幸せが溢れてる(〃艸〃)💖


まだまだ複雑な心境のなかでしょうに
素敵なお話しを届けてくれて
心から感謝します🎉
心が温かくなり ほっこり出来て
読みながら笑顔になれる
こっこ様の花園のお話しが大好きです💖
時々 にやにやしすぎて
危ない顔になりますが・・・爆爆

年明けに可愛い姫のお話しを
ありがとうございます😆💕

| leon | 2020/01/01 23:28 | URL | ≫ EDIT

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| | 2020/01/01 23:29 | |

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| | 2020/01/01 23:53 | |

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| | 2020/01/02 00:35 | |

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| | 2020/01/02 00:47 | |

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| | 2020/01/02 01:02 | |

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| | 2020/01/02 06:26 | |

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| | 2020/01/02 10:50 | |

あけましておめでとうございます。
こっこさん、お話しありがとうございます!
そして虎族の城では新しいバンビちゃん誕生♡
それにしても、、、ユノさん、なんて素敵なの♡
姫バンビをしっかりと叱れる、そして嘘なくしっかり長に伝える、でも姫バンビに甘々(⑉• •⑉)♡

長のユンホさんは父であり、おじいちゃん‼︎(笑)
おじいちゃんって響きが似合わな過ぎて!
でも虎とバンビが一緒ってシアワセ(〃▽〃)
まだまだ心はぽっかりと穴が空いたままですが、
こっこさんのお部屋、お話しで心が癒されています。
花園のみなさんもきっとそうなんだと思います♡
だって、ここが好きだから来ちゃうんだもん(*´-`*)
素敵なお話しありがとうございます!

| ひまわり | 2020/01/02 11:22 | URL |

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| | 2020/01/02 16:11 | |

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| | 2020/01/02 20:53 | |

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| | 2020/01/02 22:23 | |

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| | 2020/01/03 07:47 | |

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| | 2020/01/06 00:05 | |

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| | 2020/01/11 11:54 | |

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| | 2020/01/13 23:12 | |

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| | 2020/01/14 09:07 | |

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| | 2020/01/18 22:14 | |















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