「あぁ、・・・・白い肌がこんなに赤くなって・・・・・・」
「・・・・・ヒチョル様、・・・・どうなのですか?」
ユンホ様に愛されて赤く染まった肌
でも今の問題はそれではなくて
「・・・・子供はまだ作らないのでしょう?」
「・・・・・はい、・・・・でも・・・・・僕は授かってもいいと思っています」
「・・・・あんな男のどこがいいんだか・・・・、なぁ?カイもそう思うだろ?」
苦笑いを浮かべるカイ様に付き添われて
ベッドに横になった僕は、ユンホ様に内緒で診察を受ける
もしかして・・・・妊娠しているかも、・・・・なんて
あの日から、毎晩愛されて僕の肌は赤みが引くことはない
もちろん、間違ってもあの日以来、中に出されることはないけれど
「無愛想で無口だし・・・いいのは見た目だけ・・・・・姫様、苦労してるでしょう?」
「そんなことはありません、ユンホ様はとても優しいです」
「優しい?にこりともしないあの男が?」
「・・・・・ユンホ様、笑顔を見せてくれますよ?」
首を傾げながら答えれば、ヒチョル様とカイ様が驚いたような表情をする
確かに普段はクールだけれど、夜は・・・
ベッドの中では笑顔も見せてくれる・・・それは意地悪なものが多いけれど
「姫様は本当にユノが好きなのですね」
「はい」
改めて問われると恥ずかしくて顔が赤くなってしまう
でも、初恋の相手
憧れだけで終わることはなく・・・
ユンホ様を知れば知るほど想いが強くなる
「もう少し待ってからまた診察しましょう、今はまだ早いです」
「そうですか・・・・わかりました」
妊娠を判定するには、まだ時期が早すぎたらしい
残念なような・・・・
まだユンホ様と二人きりでいられると安心したような・・・・複雑な気持ち
もちろん、お腹が目立ち始めたテミン様を見ると羨ましいけれど
「・・・・・・んぁ・・・・っ、ユンホ様・・・・・これ以上はいけません・・・・」
「ここで止めろと言うのか?では、ちゃんと責任を取ってもらおう」
夜が楽しみだ・・・と、また意地悪な笑み
書類の山を背に向けてユンホ様の膝に乗り上げる
執務室で上半身を乱した僕は、ユンホ様の熱い塊をお尻に感じて
部屋の外で待機するミンホ様とカイ様には申し訳ないけれど
午後のお茶の時間は、仕事の合間に愛を囁き合って身体に触れて
さすがに最後まではできないけれど
「・・・・・んん・・・っ、ぅ・・・っ」
「苦しそうだな?平気か?」
「・・・・・んっ」
涙目でこくこくと頷く僕の口にはユンホ様の・・・
昼間の昂った熱を鎮めるのは僕の役目
お口でのご奉仕を覚えた僕は、今日も口一杯ユンホ様を咥え込む
僕の髪を撫でながら問いかけるユンホ様に熱い視線を向けられて
もっとお口で気持ちよくしてあげたいのだけれど
「どうした?つらいか?」
「・・・・・はい、ユンホ様・・・・・お願いが・・・・あるのです」
ユンホ様は大きい
だから、僕の小さな口はいつも痛みを感じるほど限界まで開かれる
それをつらいとは思わない
愛する人との行為だもの・・・・幸せ以外感じない
けれど、最近の僕は、ユンホ様が果てるまでの間がつらくて仕方ない
今日はそれが限界で・・・
行為の途中でユンホ様を口から離してしまった
「・・・・・・ユンホ様、・・・・・後ろが疼いてつらいのです・・・・・」
そう・・・ユンホ様を咥えながら
気持ち良さそうに腰を振る旦那様の姿に、僕の方が感じてしまう
「どうしてほしいのだ?」
昂った下半身を晒したまま、涼しげな顔で尋ねるユンホ様
それがわざと意地悪を言っていると気付かない僕は素直に答えてしまう
「ユンホ様が欲しいのです・・・・
・・・・ユンホ様を・・・・・ください」
その瞬間、口角を上げたユンホ様は
あっという間に僕の夜着を剥ぎ取って、お尻に熱を押し当てる
満足にご奉仕も出来ず、自分の方が強請るなんて・・・妻失格かもしれないけれど
毎晩ずっと疼きを我慢したのだから・・・今夜だけは許してほしい
「・・・・・・ん・・・・ぁ、・・・・・熱いです・・・・・ユンホ様・・・・・ぁ」
「・・・・っ、・・・・お前は・・・・っ、どこまで俺を煽るんだ」
珍しく余裕のないユンホ様の声を聞きながら揺れる身体
幸せ・・・・このまま二人でもいいと思えるくらい
「・・・・・ぁ、・・・っ・・・・・ユンホ様・・・・・・?」
「・・・・くそっ、・・・・あまりにもお前が可愛いから・・・」
最奥を突かれた瞬間、身体の中に熱いものを感じる
数少ない経験からでも、中に出されたのがわかるくらいユンホ様でいっぱい
でも、薄れた記憶は不確かだけれど・・・・
前回とは違う気がする
身体の奥で、とくん・・・と音が鳴ったように感じたのは僕の気のせい・・・・?
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