Be as one_特別編(wedding night?)
Xmas SS
今年は「Be as one」新婚初夜編です
Happy Xmas
いつも温かい拍手をありがとうございます
今年は「Be as one」新婚初夜編です
Happy Xmas
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「なぁ、これ揚がったと思う?」
クリスマスは二人きりで
それはヒョンの希望で・・・
全部準備するからと
事前にあれこれ手配していたわりには、詰めが甘いとか
「・・・・・ちょ、・・・・触んないで」
「いい匂い」
結局、油の中で泳ぐチキンを仕上げるのは僕の役目
それを後ろから、僕の肩に顎を乗せて身体を密着させる
お腹に回された腕と項に吸い付く唇
ヒョンは、どこかしら僕に触っていないと落ち着かないらしい
「指輪は?」
「料理中はしないの」
「大事にしてくれるんだ?」
恥ずかしいから、こくんと頷くだけ
貰った指輪
僕の中では・・・あれは、ヒョンからのプロポーズ
それと同じくらいの意味を持つ、大切な・・・大切な贈り物
「・・・・・・ん、・・・・・・っ」
「先に食べていい?」
「・・・だめ」
お尻を撫でる手は止まらなくて
お皿に盛ったチキンも、サラダも
冷蔵庫にしまったままのクリスマスケーキも出番が後回しになりそう
「・・・ぁ・・っ、・・・・ちょ・・・・・だめだって・・・」
エプロンの隙間から手を入れて、ベルトを外されて
料理を中断させてまでセックスに持ち込もうとするのは
街中が浮足立つクリスマスの雰囲気と
「無理、我慢できない」
「・・・・ヒョンっ」
「まだ焦らすつもりか?」
指輪を貰ったあの日以来、ヒョンを満足させてあげられなくて
だって・・・も、嬉しくて
でも・・・・それ以上に、恥ずかしくて
慣れない口と手で抜いてあげるのが精一杯
「・・・・・ぁっ、・・・・・ツリー」
「いい雰囲気だな?・・・・今日は出来そう?」
枕元の小さなツリーに明かりを灯して、ヒョンの首に腕を回す
小さく頷けば、ゆっくりとシャツのボタンを外されて
・・・・・まるで初めて抱かれるみたいにドキドキするとか
僕、・・・・おかしい?
「その前に、ほら・・・・手、出して?」
「・・・・・・ん」
引き出しから取り出したリングを左手の薬指に
そこに口づけられると、・・・ますます身体が硬直する
「・・・・初めてだな?指輪渡してから・・・・ちゃんと抱くの」
「・・・・・ごめんね」
「いいよ、逆に燃える・・・・だってさ、これ・・・・」
------初夜みたいだろ
なんて、大袈裟な例え
ぎゅっと目を閉じて涙を堪えるのは・・・幸せすぎて怖いから
「・・・・んぁ・・・・っ、ゃ・・・・ぁっ・・・・」
「好きだよ、こっち見て?」
「・・・っ、・・・・・ぁん・・・・・っ」
足の指、一本一本・・・
ブレスレットが光る手首も、指先にもヒョンの舌が這う
指輪ごと舐められて、どうしようもない羞恥心と胸の高まり
「愛してる、チャンミナ」
「・・・・・僕も、・・・・ヒョン・・・・」
絡め合った指先には、お揃いの指輪が光って
大事に・・・・初めて抱かれた時のように優しく触れられる
「ゆっくり挿れるから」
「・・・・ん、・・・・大丈夫・・・・・来て」
幸せすぎて怖い、なんて・・・・本当に贅沢な悩み
「あぁっ、・・・いい・・・・お前の中、やっぱり最高だな」
「・・・・んぅっ、ヒョン・・・・・おっき・・・・」
大きくて熱い塊
下腹部を圧迫するように押し入ってくる瞬間が一番辛くて
一番幸せ
ヒョンと一つになれるから
「・・・・・好き、・・・・好き・・・・・・ヒョン・・・・」
「俺も愛してる」
うわ言のように繰り返す僕と
しっかりと応えてくれるヒョン・・・・
「・・・・・・んっ、・・・・・もっと・・・・・欲しい」
一度、二度と・・・・僕の中に放つ
止まらないそれを受け止める僕も、もっと欲しくなって
優しく抱かれるのが、回数を重ねるごとに激しさを増すとか
「ずっと二人でいような?・・・・」
「・・・・・・ん、・・・・・幸せ」
ベッドの上で、冷たくなったチキンを頬張っても
ヒョンに抱きしめられた身体と、愛されている自分
心は、とても温かい
「愛してる、チャンミナ・・・・・・
・・・・・・・こうやってさ、・・・これからも、二人で思い出を作っていこうな?」
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| Be as one | 22:55 | comments:34 | trackbacks:0 | TOP↑